ごく普通の女子高生である主人公・綾月芽衣は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリーの手によって明治時代へとタイムスリップ。
そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の"東亰"でした。
チャーリーの導きにより、たどり着いたのは鹿鳴館。
パーティーに忍び込んだ主人公を待ちうけていたのは、森鴎外、菱田春草、川上音二郎、泉鏡花、藤田五郎、小泉八雲、岩崎桃介といった歴史上の人物達。
主人公は彼らとの交流の中で、自分が明治時代で珍重される「魂依」という、物の怪の姿を見ることができる能力者だと自覚します。
この能力を持っていることで、彼らとの関係にも変化が…。
慣れない時代、生活の中で好男子たちと触れ合ううちに芽生えてくる恋心。
主人公は元の時代に戻れるのか、それとも…?
時空を越えた愛……はたしてその結末は?